2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
私は就活生。 したい仕事や楽しそうな仕事は山ほどある。 しかし、毎日続けてできそうな仕事は、ほんのすこしだけだ。 私の場合、まず選考方法が企業選びの軸になる。 一般的に、個人、グループ面接、筆記、ディスカッションなどがあるが、吃音の私にとって…
普段生活をしていると、どうしても電話をしなければならない時がある。私たち吃音者にとっては生きづらい世の中だ。 私は何が何でも電話を避けていた。 子供の頃、美容院の予約を母に促されると、電話をしたふりをして、一か八かで美容院に行っていた。 出前…
ご存知の通り、私は吃音難発型だ。 しかし、私はプレゼンを行うことが好きだ。 もちろん人の前で話すことに抵抗は少しある。 詰まったらどうしよう、吃った時みんなの反応はどうなんだろう、とよく想像しては、しんどくなる。 私は幼少期から吃音で悩んでい…
コンビニで食べたいものを注文できない。 マクドでも食べたいものを注文できない。 どこに行ってもそうだ。 毎日そんな日々が続く。 私はあ行が苦手なこともあり、マクドナルドに行くことは苦痛でしかない。 ポテト、ドリンクにはサイズが割り振られていて、…
吃音症の人は、スムーズに話せません。 しかし言いたいことは全て頭の中にあります。 思っていることを「声」として、人に伝える能力に欠けています。 詰まってしまったり、同じ文字を繰り返して言ってしまったり。常人には考えられない悩みを持っています。…
20年間、吃音の問題を1人で抱え込んできた。 相談できる相手は2、3人ほど、それでも完全には理解してもらうことは難しい。 そんなある日、カリフォルニア出身の外国人の先生と出会った。 彼はスピーチの仕事もしていて、人の前で話すことが好きなんだそうだ…
「吃音?落ち着いて話せば大丈夫」 何度も何度も言われ続けた。慌ててるわけではない、緊張してるわけでもない、でも、詰まる。 どう説明すればいいのだろうか。 声が出にくい。話しにくい。これじゃ到底理解してもらえないと、私は経験上こう思う。 あくま…
今回は少し長くなってしまったが、是非読んで欲しい。 もちろんご存知の通り、吃音者にとって話す機会は無い方がいい。むしろ機会があればあるほどストレスが増し、精神的に辛くなるだろう。 高校の時、プレゼンテーションの授業が多かった。毎回が地獄で、…
友達との会話の中で絶対に避けて通れないのが、特定の固有名詞。人の名前や、土地の名前など言い換えれないものだ。 例えば、山田先生。苗字が「山田」の人には「山田」としか呼べない。他に言い換えができない。下の名前で呼ぶのも一つの方法、あだ名をつけ…
私は、あ、な、わ行が特に苦手。 ありがとう。おはよう。このようなフレーズが言いにくいため、基本的なコミュニケーションに欠けてしまう。 ある日、私はこう思った。 日本語から離れれば良い。 こう思った当時、私は英語を全く知らなかった。ありがとうはt…
吃音症を持っている私にとって、学校生活は地獄でしかなかった。 したいことができない。しなければならないこともできない。周りは私のことをバカだと捉えるようになった。 授業中、先生は生徒に回答を求めることが多いだろう。先生は、私が上手く話せない…
小学生で他人の気持ちを完全に理解することは難しいと思う。 一つ例を挙げる。 小学校では音読がある。国語の授業では1文ずつみんなで読んでいく。出席番号順に読んでいく場合、私の出席番号が10番だとして、私の読む文は10文目。 音読が始まると、何よりも…
小学校に入ると、友達とのコミュニケーションが大事になってくる。一般的な小学生だと、友達を作り、遊び、勉強し、6年間過ごすと思う。 私の場合は違った。 クラスメートに話しかけることができない。休み時間もサッカーやドッヂボールをしたかったが、誘わ…
私のことを知ってもらうために過去の話をしましょう。 初めて違和感を感じたのは保育園で遊んでいた時。 おもちゃを貸して欲しいのに、貸して、と言えなかった。それが私の吃音の始まり。 その頃は特に気にすることもなく、堂々と言葉に詰まっていた。バカに…
初めまして。 私がブログを始めた目的はただ一つ、吃音症で悩んでいる方々の力になるためです。 私自身、吃音に悩まされてきました。 物心がついた頃にはもう、吃音に悩まされていました。しかし今では話すことが楽しく感じるようになりました。 私の経験を…