R_yu’s diary

吃音者のために

#14 人とは違う私の就活(現就活生)

私は就活生。

したい仕事や楽しそうな仕事は山ほどある。

しかし、毎日続けてできそうな仕事は、ほんのすこしだけだ。

 

私の場合、まず選考方法が企業選びの軸になる。

 

一般的に、個人、グループ面接、筆記、ディスカッションなどがあるが、吃音の私にとって周りの人と同じ舞台で戦えるのは筆記(SPIなど)、ギリ挑戦できるのは個人面接。グループは到底できそうにない。

 

マイナビなど、サイトで企業を探す。

良さそうな企業をピックアップするが、実際に頑張れそうな企業は100つに1つ。選択肢が狭くなる。

 

去年の6月、私は大手物流企業にエントリーした。

このご時世もあり、一時面接はリモートだったので、吃ったとしても電波を言い訳にし、なんとか通った。

 

最終選考、対面式の面接だった。

2人の面接官に圧倒され、私はスムーズに話せなかった。結果、落ちた。

スムーズに話せることが大前提。社会とはそういうものなんだと、痛感させられた。

 

私はその経験からむやみにエントリーしても失敗経験が積み重なると思い、1年間で5社くらいしか受けなかった。ほぼ全て吃音のせいであしらわれたが。

 

今私が採用通知待ちの企業は、吃音に理解がある企業で、初めて入社したいと思えた企業だ。

 

私は将来、吃音症で働くことに抵抗がある方々に安心して入って頂ける企業を作る。

 

私が起業を成功させた場合、是非吃音症の方々に入っていただきたい。