#25 カミングアウト後 その1
吃音をカミングアウトしてから、授業が始まる。
授業担当の先生全員にもカミングアウトしたこともあり、全員が配慮をしてくれた。
発表や発言をする機会を減らされたわけではない。
毎回、いける?無理そうなら違う問題答えてもいいよ。と、フレキシブルに対応をしてくれた。
今までは沈黙の時間が続き、私自身も辛い思いをしていたが、全く違う環境になった。
自信はないが、自ら手を挙げて発表することも増えた。発表が終わるたびに、友達や先生が、これでもかというくらい褒めてくれる。確かに褒めるハードルは周りに比べて低いが、私にとって生きやすい環境だった。
自分の問題をしっかり伝えて、どうしてほしいかを明確に伝える。
伝えることにより、今までのストレスやモヤモヤがなくなることを知った。
カミングアウトできる環境に居て、周囲の人たちが理解してくれそうなのであれば、おすすめする。