R_yu’s diary

吃音者のために

#8 周りに理解してもらえない吃音者の方へ

「吃音?落ち着いて話せば大丈夫」

何度も何度も言われ続けた。慌ててるわけではない、緊張してるわけでもない、でも、詰まる。

 

どう説明すればいいのだろうか。

声が出にくい。話しにくい。これじゃ到底理解してもらえないと、私は経験上こう思う。

 

あくまで私の個人的な意見なので、これが正解ではないということは先に言わせて欲しい。

 

周りが知っているハンデで例えればいい。

 

「足が不自由な人に走れと言うの?落ち着けば足が動いて、走れるって言いたいの?」

「水泳が苦手でいつも溺れる人に、いいから泳げ、と言うの?落ち着けば泳げるって思ってるの?」

うつ病で悩んでる人に、頑張れば克服できるって言えば解決すると思ってるの?」

 

「声を出したくても出せなくて悩んでる人に落ち着けば大丈夫って、どう言う根拠?さっき(上の3文)の人との違いはなに?」

 

こう言えばいい。私は、謎の根拠で説得してくる人にこう言って打ち勝ってきた。

 

私は論破癖があり、心も汚れているのでこのような手法を愛用してきたが、もっといい方法があれば教えて欲しい。

 

吃音者同士、今後の私たちの生活のため、立ち向かっていこう。

 

話せるスキルが人の価値を決めるものではない。

あなたの価値はあなたが決めればいい。

 

参考になれば嬉しい。

私は明日も就職活動の最終面接。

楽しんでくる。吃っても言いたいことを言ってくる。